曼荼羅・ひとつのパターンから無限の世界

中心にひとつの点を置き、そこから無数の線と形が放射状に広がっていく。

古代インドに起源を持つマンダラは、宇宙や生命、そして世界の秩序を象徴する神聖な図形。幾何学的に整えられた左右対称のパターンは、単なる装飾ではなく、中心から外へ、そして外から再び中心へと意識を導いていく。

この作品では、マンダラの持つ「秩序」と「無限性」に着目した。

ひとつのパターンを反復し、回転させ、形を変え、さらに別のパターンを重ねる。Illustratorの連続複製と変形を活用することで、ひとつの小さな図形から複雑な世界が次々と生まれていく。規則正しく繰り返される形の中に、わずかな変化を加えることで、静的な幾何学模様ではなく、まるで生命が増殖していくような動きを与えた。ひとつのパターンから、また次のパターンへ。中心から外へ、さらにその先へ。限られた形の組み合わせから、デザインはどこまでも広がっていく。

ひとつの点から宇宙が生まれ、
ひとつのパターンから無限の世界が生まれる。

マンダラとは、宇宙を描いた図形であると同時に、「無限」をデザインするための、古代から続くひとつの方法なのかもしれない。


Mandala_01


Mandala_02


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