この一冊_02 奇跡の6日間・著者:アーロンラルストン 


人間には孤独や試練に耐える力がこんなにもあるんだと改めて思う。


 ここまで追いつめられても思考力を落とさず、 客観的に自分の置かれている状況を分析し続けられる。 もちろんそれは筆者元来の力でもあるわけだが。 事故はユタ州で単独ロッククライミング中に起きた、 落ちてきた岩塊が右手を岩の間に挟み込み、身動きできなくなったのだ。 引き抜こうにも岩塊はびくともしない、 こののち筆者は実に6日間にわたって、その場で一人格闘し続けることになる。 食料と水が尽き夜の猛烈な寒さとも戦った。 そして6日目の朝、ついに筆者は右手を切り離すことを決断する。


筆者はときに気を失いながら、
右手の骨を折り
腱を切断し
筋肉を排除した
実に一時間近くにわたって、 麻薬なしの左手だけによる「右手切断手術」を敢行したのだ。 岩に挟まれながら筆者は生への執着の源についてこう思い巡らす。 




「数々の記憶がよみがえりると不思議と前向きな力が湧いてくる。 人生の幸せなハイライトを蘇らせるのは、”生存本能” なにか潜在意識に刻み込まれたもの、 生き続けようとする脳の最後のトリックなのだろう」と。 痛い!痛過ぎるぜ~~っ(汗) 読んでるうちに自分の指の力が抜けていくのが分かるほどだ。 是非皆さんも読んでください・とは言いにくい一冊ですが。

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