深い紺の静寂の中に、ひとつの人影が浮かぶ。
輪郭は曖昧で、長い三つ編みの黒髪だけが静かな曲線となって闇へ溶けていく。わずかな姿勢と輪郭の揺らぎだけで「人の存在」を感じさせる。その周囲を、エレクトリックブルーとネオンイエローの光の輪が巡る。リングは装飾ではなく、時間や記憶、あるいは見えないエネルギーの軌道。幾何学的な直線と曲線が交差し、静止した人物のまわりで密かに運動している。濃紺、黒、鮮烈な青、そして黄色。限られた色彩の中で、光と影だけが人物の輪郭を生み出す。
闇の中に残された「存在の痕跡」を描く。
シルエット・silhouette_01

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