Stone Art|石が奏でる抽象美


石の色、模様、形、質感。そのひとつひとつが持つ個性を組み合わせ、
自然が生み出した造形をデジタルアートとして再構築する。

鉱物の結晶、磨かれた宝石、風雨に削られた岩肌。異なる素材が織りなす色彩と質感を、
緻密な描写と遊び心のある構成でひとつの抽象画へと昇華させる。
細部まで描き込んだ背景にも物語を忍ばせ、石の集合体でありながら、
どこか有機的で不思議な世界をつくり出す。

自然の偶然とデジタルの計算、その境界で生まれる新しいストーンアート。
石を並べるのではなく、石で世界を組み立ててみる。



石ころ相手に、執念深い。


地球の造形に、デジタルで口を出す。


石の色、模様、硬さ、肌触り。地球が気の遠くなるような時間をかけて作った素材を、
デジタルの世界で分解し、並べ、組み直す。鉱物の結晶から、
風化した岩肌、宝石の断面まで。ひとつとして同じものがない石の個性を、
しつこいほど観察し、執念深く描き込んでいく。

目指すのは、さまざまな石が複雑に絡み合う、
美しい抽象画。遊び心のある構成の裏側には、質感への偏愛と、
背景の隅まで放っておけない厄介な性分が潜んでいる。



石の肌理まで、しつこく描く。


自然の偶然を、偏執的に組み立てる。


本物の石を拾い集める代わりに、Photoshopで石を増殖させる。
重さもなければ、置き場所にも困らない。おまけに腰も痛めない。

自然が何億年もかけて作ったものを、こちらはApple Pencilと板タブで再構築する。
地球の仕事に口を出すのだから、デジタルアートもなかなか図々しい。



石を並べて、地球を再構築する


石ころひとつに、レイヤーが増える。


制作工程のポイント

01|形をつくる:不規則な輪郭を描き、大小や形状の異なる石を用意する。

02|素材を描き分ける:岩肌、鉱物の筋、結晶、亀裂などをレイヤーごとに作り込む。

03|光と重量感を加える:明暗、反射光、影を調整し、石ごとの硬さや表面の違いを表現する。

04|構成する:石の複製・変形・色調補正を活用し、色彩と形のリズムを組み立てる。

05|背景まで執拗に描く:粒子、微細な模様、石の隙間の陰影を加え、画面全体を抽象作品として完成させる。



このStone Artもどきのイラストレーションの制作日数は、実に一年を費やしました。
商業ベースではなく「趣味」として描くと集中して描くことは難しい。
ストックしてあるをイラストレーションをアップするだけなら良いが、
新規となると、こんなペースになる。一点だけならまだしも、シリーズになるとね(汗)


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