いつだったか”幸せに見える家庭ほど、失う幸せも多いもの”
とテレビだったか評論家が対談で話しているのを聴いた。
オレのように子供の頃、どん底に近い状態だったりしたら、その後のささやかな良いことが、
とてつもない幸せに感じられたりするものだ。幸せを感じられるために、
不幸を経験しているわけじゃないが(笑)
子どもの頃に世間で言うところの、不幸で不和な家庭に育つっていうのは、
やはり”キツイ”と思う。なんといっても、子供は大人の前では無力だから。
その無力感を何年も何年も持たされて、生きていくわけだ。
心が萎えてしまうのも当然だろう。
ま、しかし大人になれば、その萎えた心から解放されて、
自分で切り拓く道も見つけられる。
そういう可能性に目を向けることを忘れちゃいけない。
自分の過去の不幸を抱えてばかりいたら、
幸せが通りすぎてしまうかもしれない。
人生の意味というか、自分で見つけていく。
そういうことなんだろうなぁ。